WBPプログラム

ウェルネス・バランス・プログラムとは

WBP

大宇宙に存在する地・水・火・風・空の五大元素の組み合わせによって、目に見える肉体や臓器、骨や血液、そして目に見えない心や精神が作られています。このことは人生や人間関係にも影響を与えるため、常にバランスを基に考えることが大切です。

水+火+土(米)+風(空気)  ご飯・お粥は薪で炊いています。

食と心と身体

食べ物は、心と身体にとって大きな影響を与えます。しかし、特別なものを摂取する必要はありません。自然が提供してくれる地元の旬な野草、野菜、果物を適切に選んで摂取することが、心身の健康を維持するために非常に重要となります。

ウェルビーイング・バランス・プログラム(WBP)は、心身ともに健康的な食生活を送るために必要な情報と体験を提供するプログラムです。このプログラムは、自然な形で健康を維持するために必要なもの・ことを提供する方法に基づいています。地元で取れた旬な野草、野菜、果物を積極的に使い、自然の恵みを最大限に引き出すために、古代の智恵と最新の技術を融合した食事を提供します。

古代の智恵と最新の技術

「食べ物を薬にし、薬を食べ物にするようにしなさい」・・・医学の父ヒポクラテスのことば
「医食同源」食事が正しければ薬はいらない・・・世界3大医療:アーユルヴェーダ・中医学

古代から受け継がれている食に関する知恵を形にして、食べることで体感することができます。そして、ひとりひとり違う「正しい食」が何であるか?を気づけるきっかけとなるような食を提供します。

最新の技術(水素水過熱蒸気調理)

ヒポクラテスのことばにある「火食は過食に通ず」。近年、酸化が身体に負担をかけることが明らかになってきました。水素水過熱蒸気調理は酸素のない状態(還元状態)での過熱調理であり、これまでの常識では考えられない調理方法です。
食材の性質(味・色・成分:機能性)を最大限に引き出す調理方法であり、おいしさはもちろん、食の本来の力が発揮されることがわかってきました。
一方、薪で調理することも一種還元状態での調理となるということもわかっています。この最新技術と古典的調理方法を融合させることで、未来を見据えた調理方法が創造できると考えています。

思いのタスキを引き継ぐ

WBPで提供する食事は、生産者が丹精込めて育てた作物を使っています。そのため、摂取する食物は、生産者の思いが込められているとも言えます。調理をするものとして、その思いを引き継いだ形で食に関わっていきます。
また、環境および地域循環を考え可能なかぎり地産地消に取り組み、より持続可能な社会を実現するために貢献したいと考えています。

美味しいだけではない、五感およびひらめき・感性の第六感に新しい風を

五感には、目や鼻、口や耳、そして皮膚を通じて刺激を受ける感覚があります。人々が好む食べ物には、見た目や香り、味覚、食感、そして感性的な要素があります。ウェルネス・バランス・プログラム(WBP)では、美味しさだけではなく、五感を刺激する食事を提供しています。色鮮やかな野菜や果物、香り高いハーブなど、自然が提供してくれる素材を活かして、健康的で美味しい食事を提供しています。五感を満たすことで、食べることの喜びや満足感を感じられるだけでなく、心身ともに健康的な状態を維持することができます。

WBP認定食(Wellness Balance Program Approved Foods)

WBPプログラムに準拠し、客観的な効果が明らかになった食品をWBP認定食として、その過程、評価方法および効果内容を公開し、カホアルペで提供する食事メニューとします。

現在、WBP認定食として評価している食事メニューの事例

  • 薪で炊いた発芽玄米粥(宿泊・朝食メニュー:Wakaかえるおかゆ御前)
  • むえん梅(バイ)(水素水過熱蒸気で加工した塩を使わない梅)(〃)
  • 発酵ドリンク(宿泊・朝食、夕食の食前ドリンク)

今後も様々な食材を使ったメニューを開発し、WBP認定食を増やして参ります。

予約はコチラ